通算19回目のキャンプでは、持参の薪をメインとした焚き火をした
持ってゆく薪の全体量の1/3は、ホーマックで買った針葉樹の薪。全体量とはスーパーの買い物カゴくらいのトートバッグひとつ分。残りの2/3は広葉樹。うち半分はやはりホーマックで購入してあったナラ材の薪。残りはこれまで使っていた広葉樹と思われる薪。

春先から6月まで焚き火が上手くいかない最大原因は、Webで検索してみると「乾燥」が足りないらしい。思い当たる点おおあり。
7月になって晴れの日が続いたので、私の住む集合住宅のベランダにスノコをおいて薪を2週間干しておいた。

この日は時間的に余裕があった。さらにこの炎天下のフリーサイトには今日は私一人しかいない。その分涼しい森林サイトはいっぱいである。気温は33℃ほどあったので焚き火は夕方まで持ち越し。

さて、周囲を気にしなくていいからか精神的に余裕があったので、ファイヤースターターとフェザースティックにチャレンジした。フェザースティックの出来栄えは酷すぎた。周囲に誰もいなくて助かった。たとえいたとしても誰も私を気にかけないのは承知だが、勝手に一人で自意識過剰になる。少し前に買ったUFブッシュクラフトナイフがカッコいいのに全く使いこなせない。細く割った薪で3本削ってみたが、先端が動画で見た丸いわたあめの様にはならず、ランダムに切り込みが入った棒にしかならなかった。

次に100均で購入した火種用麻紐にファイヤースターターの金属棒を削ってその粉をかける。でも本当に粉がかかっているのか？　老眼ではわからない。麻紐をほぐして、何度か削り粉をかける動作をしてみる。
ナイフの背で金属棒を擦ってみると一発着火！　しかも、火が消えずにいる。(以前1度やってみたら薪にその火種を移すまでに消えてしまった)
着火テープを仕込んだ焚き付けの中に火バサミでそーっと放り込んだ。
予想外にもすぐに炎が立ち始めた。焚き付けが勢いよく燃え始めた。文化たきつけに火をつけたような燃え方だ。成功した。
徐々に薪を足しながら、ナラ材の極太薪もそのまま入れてみた。火吹き棒を時折つかいながらちゃんと燃えてくれた。天日干しの効果かも。
ちなみに「ファイアースターター」で検索してヒットしたCAMPHACKさんのページを最初から読んでいれば苦労せずできた気がする。
フェザースティックも検索すればいいのに面倒がっていまだにやっていない。

◉火の粉にやられる
久々によく燃えた今回の焚き火だが、
日が落ちても25℃くらいあったのでTシャツ姿だった。よく乾燥した薪を使ったせいなのかバチッバチッっと火の粉がよく飛ぶ。本能的に危険を感じて長袖を途中から着た。
帰宅後、洗濯機にそのTシャツを入れるさい大きめの穴を見つけた。やっちまった。きっと焚き火の火の粉が原因だろう。
お気に入りのTシャツだったんだよなぁ。